【アンタレスS】アウォーディー快勝、ダート転向以降無傷V4

[ 2016年4月17日 05:30 ]

<アンタレスS>アスカノロマンをかわし、勝利するアウォーディー(手前)

 ダートG3「第21回アンタレスS」が16日、阪神競馬場で行われ、半弟にUAEダービーを制したラニ(牡3=松永幹)がいる単勝1・8倍の断然人気アウォーディー(牡6=松永幹)が直線鋭く伸びて快勝。昨秋のダート転向以降、無傷の4連勝を飾った。

 前走とは違い、中団で競馬を進めた。4コーナーで前団に取り付き、最後はアスカノロマンをきっちりとらえた。パートナーの武豊からも笑顔がこぼれた。「強かった。ダートに限れば負けてないし、これからが楽しみ。勝てたことに一番意味があります」

 ダート戦線は交流G1に出走するためには賞金加算が不可欠。その意味でも価値ある勝利。松永幹師もホッとした表情を浮かべた。 「賞金を加算できて良かった。上半期の大目標は帝王賞(6月29日、大井)。もし、賞金的に厳しければ平安S(5月21日、京都)も考えます」

 前田幸治オーナーも愛馬の成長に目を細めていた。

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2016年4月17日のニュース