菜七子　落馬から一夜、たんこぶにも「問題ありません」土日は福島

　１３日の船橋競馬ナイターで初めて落馬を経験した注目のＪＲＡ新人女性ジョッキー・藤田菜七子（１８）は１４日、大事を取って調教には騎乗しなかった。師匠の根本師は「大きなケガはしていないけど“きょうはゆっくりしていい”と話した」と気遣いの言葉を掛けたが、菜七子は午前、午後ともに厩舎に出向いて作業を手伝うなど、精力的に動き回った。

　菜七子は「頭に、たんこぶができたくらいで、体は全然、問題ありません」と万全をアピール。今週は土日とも先週待望のＪＲＡ初勝利を飾った福島競馬に参戦する。土曜は７鞍、日曜５鞍の計１２鞍。土日騎乗馬の力量から判断すれば、土曜福島８Ｒ（４歳上５００万下、ダート１７００メートル、若手騎手）チョウエンペラー（牡５、▲５４キロ※同条件で前々走２着）、日曜福島９Ｒ（４歳上５００万下、ダート１１５０メートル）リンガスヴィグラス（牝４、▲５２キロ※同条件で３走前２着）の２頭あたりがチャンスあり。アイドル女性ジョッキー、ＪＲＡ２勝目に向けて今週も、福島競馬に注目が集まっている。