【皐月賞】エアスピネル 他厩舎落馬に目もくれず2馬身先着

[ 2016年4月14日 05:30 ]

坂路で追い切るエアスピネルは真一文字の伸びを見せ2馬身先着

 エアスピネルの最終追い切りは坂路53秒9~12秒0。併せたキャノンストーム(3歳500万)に2馬身の先着。残り200メートル地点で、他厩舎の落馬があったから物見や驚いても不思議ではなかったが、目もくれず真一文字の伸びを発揮。

 3歳牡馬戦線は2歳時の暮れ当時と一変して現在は“3強”の前評判。しかも、エアスピネルはその3強と呼ばれる中にいない。ならば奪われた主役は奪い返すのみだ。

 武豊が「前走の弥生賞は完敗だった」と、1、2着馬に差をつけられたと認めながらも「でも、逆転不可能じゃない。同じコース、同じ距離、同じメンバーでやっても着順が変わるのが競馬。そこに期待」と口にする。

 準備は整った、という顔をつくった笹田師は「ゲートを出れば優等生。そこに持っていくまでのコントロールが鍵」と、レース当日の落ち着きを求めていた。

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2016年4月14日のニュース