【アンタレスＳ】アウォーディー　半年ぶり叩いて上昇カーブ

ＣＷコースでピオネロ（左）とビッシリ併せたアウォーディー

　阪神土曜メイン「第２１回アンタレスＳ」の追い切りが１３日、栗東、美浦トレセンで行われた。絶好の動きを見せたアウォーディーがＣＷコースでピオネロ（５歳１６００万）をパートナーに併せ馬。６Ｆ８４秒０～１Ｆ１２秒０でフィニッシュ。ラストは内からグイッとひと伸び。頭差先着した。松永幹師も仕上がりの良さを口にする。

　「順調ですね。前回も乗り込んでいたけど、今回もいい感じにきてます。とにかく賞金を加算するのが目標です」

　ダートに転じ３連勝を決めた。前走名古屋大賞典は圧勝。２着バンズームに２秒４と、ちょっと珍しいくらいのぶっちぎりだった。

　「前走は休み明けがどうかと思ったけど、期待以上に強い勝ちっぷりでした」　１週前もＣＷコースで６Ｆ８１秒９～１Ｆ１２秒６と時計を出している。約半年ぶりを叩いて定石通りの上昇カーブ。態勢は整った。