【桐生・ダイヤモンドC】智也 復活の地元G1・9度目V

[ 2016年4月13日 05:30 ]

ボートレース桐生のG1ダイヤモンドカップを優勝し、賞金800万円を獲得した山崎智也

 桐生ボートのG1「ダイヤモンドカップ」は12日、第12Rで優勝戦が行われた。1号艇の山崎智也(42=群馬)がイン逃げで圧勝。優勝賞金800万円とともに、来年の児島クラシックの出場権を獲得した。G1制覇は昨年7月の福岡周年以来30回目。地元G1は9回目の優勝となった。

 11Rまで1号艇が9勝。イン有利の流れと地の利を味方にトモヤが復活した。予選を1位で突破し、準優も軽快に逃走。中止順延にも動じず、ファイナルも難敵を寄せ付けなかった。「2番(石野)の足が凄かったが先に回れれば何とかなると思っていた」。決めたスタートはコンマ11。「今日ぐらい行かないと怒られそうなので」と語り、地元ファンの笑いを誘った。

 今年は優勝ゼロ。賞金ランクも77位に甘んじていたが、これで13位まで浮上。目標も「当然(グランプリ)です」と言い放った。地元で反撃ののろしを上げた15年のMVP男が、ここから今年の主役の座を奪いにいく。

 ◆次走 優勝した山崎智也、そして石田政吾、桐生順平の次走は19日からの三国G1北陸艇王決戦。今垣光太郎、田中信一郎、太田和美、池田浩二、峰竜太、篠崎元志らとVを争う。石野貴之は16日からの大村一般戦。中里英夫、柳沢一、金子拓矢らが出場。岡崎恭裕は21日からの若松スポーツニッポン杯。田頭実、今村暢孝、下條雄太郎らが相手。秋山直之は19日からの多摩川一般戦。立間充宏、星野太郎、作間章らと優勝を争う。

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2016年4月13日のニュース