【川崎記念】稲川がG3初優勝「ここまで正直、苦しかった」

[ 2016年4月12日 18:54 ]

川崎記念決勝、ゴールした1着の稲川翔。右は2着の脇本雄太

 競輪の川崎開設67周年記念の桜花賞・海老沢清杯(G3)最終日は12日、川崎市の川崎競輪場で決勝(2025メートル、5周)が行われ、稲川翔(大阪)が2分57秒2(上がり11秒4)で勝ち、G3初優勝を果たした。

 レースは残り1周半から脇本雄太(福井)が先行。新田祐大(福島)は5番手、浅井康太(三重)は7番手で続いた。2番手を追走した稲川が4番手から仕掛けた郡司浩平(神奈川)をブロックしながら直線も伸びて脇本を1/8車輪差し切った。3着にも藤木裕(京都)が入り、近畿勢が上位を独占。新田は4着、浅井は8着に沈んだ。

 払戻金は車連単が(2)―(5)で3160円、3連単が(2)―(5)―(8)で1万110円だった。

 ▼稲川翔の話 脇本君が頑張ってくれたおかげ。近畿ラインの力を感じた。緊張したが楽しくレースができた。けがで不安ばっかり。ここまで正直、苦しかった。勝てて良かった。

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