菜七子　惜しい３着！直線粘れず初勝利持ち越し　福島６Ｒ

福島６Ｒ、３着でレースを終えた藤田菜七子騎手騎乗のモズワッショイ（奥の黄色帽子）

　ＪＲＡ１６年ぶりの新人女性騎手・藤田菜七子（１８）が１０日、中央通算４９走目となった福島６Ｒ（ダート・１１５０メートル・晴・やや重）で３番人気のモズワッショイ（牝３＝牧浦厩舎・父サウスヴィグラス、母バーレーヘッズ）に騎乗し、惜しくも３着に終わった。

　この日は１Ｒで１２着、２Ｒは１４着、３Ｒは１３着と下位に沈んでいた藤田。６Ｒではスタート直後から積極的にハナに立ち、そのままレースを引っ張って最後の直線へと向かった。しかし、２番人気に推されたマイティジャックに先頭を譲ると、ゴール直前では外から追い込んだサンダーバトルにもかわされ２着に首差の３着で終戦。待望のＪＲＡ初勝利はお預けとなった。