【桜花賞】シンハライト チューリップ賞レコード!無傷で戴冠名乗り

[ 2016年4月5日 05:30 ]

桜の女王候補に名乗りを上げたシンハライト

 さあクラシック開幕だ!牝馬第1冠「第76回桜花賞」は、デビュー3連勝でチューリップ賞を制した新星シンハライトが無傷での戴冠を狙っている。

【桜花賞】

 器のデカさは戦歴にはっきり表れている。昨年10月に新馬戦を勝ち上がったシンハライトは今年に入って紅梅S、チューリップ賞をモノにしてデビュー3連勝でG1へ。桜の女王候補に名乗りを上げた。ここ2走は鼻差の決着。着差はわずかでも勝ち切った事実に重みがある。荻野斉助手が勝負強さをアピールする。

 「どこがゴールなのか、この馬自身が分かっている感じ。誰に教えてもらったんだろうね。稽古でも併せ馬で負けたことがない」

 チューリップ賞の勝ち時計1分32秒8は、あのウオッカ(G1・7勝)が07年に刻んだレースレコードをコンマ9秒も縮めた。前哨戦で阪神マイルを経験できただけでなく、超高速決着にも対応。幸い、その反動もなかった。1週前追い切りは坂路でイフリート(3歳未勝利)と併せ、4F53秒1~1F12秒0と鋭く伸びて2馬身先着でゴールへ。中4週で迎える本番に向けて順調に稽古をこなしている。

 「前走後もケロッとしていたし、ダメージは全くなかった。カイ食いがいいし、負荷をかけながらでも体は前走と同じくらい。自分で体をつくれるんだろうね。古馬ならまだしも、この時期にそういうのができるのが凄い。先週、追い切ってから気持ちが入っているし、賢い馬で競馬が近いのを分かっている」

 米G1デルマーオークス勝ちの母シンハリーズに父がディープインパクト。アダムスピーク(ラジオNIKKEI杯2歳S勝ち)やリラヴァティ(福島牝馬S2着など)、アダムスブリッジ(若駒S勝ち)の妹にあたり、石坂厩舎に縁がある血統だ。「入厩してすぐに、これはモノが違うと思った。走っていると着地している時間が少なくて、上じゃなく前に跳ぶような感じ。そのあたりはお父さん似なのかな」と素材の良さを強調。

 この父、この厩舎といえば4年前にジェンティルドンナが牝馬3冠制覇を成し遂げた。桜舞う仁川で連勝を伸ばしてG1奪取へ。偉大な先輩が通った名牝への道を歩んでいく。

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