【ダービー卿チャレンジT】唯一の牝馬 マジックタイムが重賞初V

[ 2016年4月3日 15:52 ]

<ダービー卿チャレンジトロフィー>レースを制したマジックタイム(10番)。右は2着のロゴタイプ(14番)

 「第48回ダービー卿チャレンジトーナメント」(G3、芝・1600メートル・曇・良)は3日、中山競馬場11Rで行われ、シュタルケ騎手騎乗の5番人気、マジックタイム(牝5=中川厩舎、父ハーツクライ、母タイムウィルテル)が内から差し切ってV。勝ち時計は1分32秒8。

 出走馬中唯一の牝馬だったマジックタイムは、これが初の重賞制覇。全成績は17戦5勝。

 1番人気のキャンベルジュニアがハナを切って先行。サンライズメジャーが2番手に付けた。皐月賞馬のロゴタイプは3番手に位置を取り、マジックタイムや2番人気のサトノアラジンは中団からの競馬となった。

 縦長でレースは進み、3、4コーナー中間をキャンベルジュニア、サンライズメジャー、ロゴタイプの順で通過した。マジックタイムは中団前方に位置を取って直線を迎えた。

 直線入り口でロゴタイプが仕掛けて先頭に。そのまま押し切る体勢に入ったロゴタイプだが、内からマジックタイムがじわじわと差を詰め、ついにゴール前で差し切りを決めた。

 見せ場を作ったロゴタイプだが首差の2着。そこから1馬身1/4差の3着にサトノアラジンが入った。

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2016年4月3日のニュース