【大阪杯追い切り】ラブリーデイ手応え十分 デムーロ「賢い馬」

[ 2016年3月30日 18:36 ]

 ラブリーデイは昨年、宝塚記念、天皇賞秋のG12勝を含め、重賞6勝。有馬記念が5着とはいえ、管理する池江師は今年初戦に手応え十分の口ぶりだ。

 「有馬記念のあとは疲れが出たが、今はすっかり回復。今年は2千前後の距離にこだわっていきたい」

 次走、香港遠征(クイーンエリザベス2世C、4月24日、シャティン)を控えるが、馬体が充実した今は“叩き良化型”のイメージはない。

 今月初めに帰厩し、順調に乗り込み、仕上げにぬかりなし。大阪杯の最終追いは新パートナーのM・デムーロを背にCWコースで3頭併せ。ダノンシャルマン(3歳500万)をリード役に、内のG1馬ミッキークイーン(4歳)と併せる形で10馬身後ろを追走。直線入り口で僚馬を射程圏に入れ、鞍上がラスト1Fで肩ムチ程度に留め、6F83秒1~12秒4をマーク。M・デムーロが手応えの良さをズバッと語った。

 「賢い馬で最後の反応も良かった。レースを見たイメージでは、どんな競馬でもできそう」。

 展開問わずの自在型。重量58キロでも、ここでは格が違う。ベストの2000メートル戦なら次走香港遠征に弾みをつけるV発進を期待していい。

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2016年3月30日のニュース