【ダービー卿CT】ダッシングブレイズ 吉村師期待“中山は絶好”

[ 2016年3月30日 05:30 ]

 今週の中山メーンは「第48回ダービー卿CT」。注目のダッシングブレイズにとっては“仕切り直し”の一戦になる。破竹の3連勝で挑んだ東京新聞杯がまさかの競走中止。落馬した浜中は骨折する大ケガだったが、馬自身はラチに接触し右トモに外傷を負いながらも大事に至らなかったのは不幸中の幸いだった。

 今回鞍上は休養中の浜中に代わり、戸崎が起用される。先週の1週前追い切りに駆け付け、CW6F84秒2~1F12秒5の時計で感触を確かめている。アクシデント明けとあって、慎重を期す調整が続いているが、陣営の自信度は前走時と何ら変わりない。中山は初コースながら“絶好”と吉村師は歓迎する。

 「“イメージより掛かったけど、凄く乗りやすい”と言ってくれた。中山は直線が短いので、そこらへんがどうかと思うが、内が悪くなって差し馬向きの馬場になっているから」

 指揮官は連続開催6週目の馬場に差し切りをイメージする。あしき流れを断ち切り、活路を切り開くか。譲れない戦いになる。

続きを表示

2016年3月30日のニュース