【大阪杯】ラブリーデイ 余裕残しも王者の風格“いい状態で出せる”

[ 2016年3月30日 05:30 ]

体調万全ラブリーデイ

 ラブリーデイは“買い”か“捨て”か。明らかに余裕を持たせたここ2週間の調教からは、クイーンエリザベス2世C(4月24日、シャティン)を目標に据えた仕上げが推察できる。“捨て”か!? 

 が、陣営を強気にさせる根拠は昨秋の京都大賞典。この時も宝塚記念以来の久々。秋のG1・3連戦をにらんでの余裕残しの仕上げだった。しかしフタを開けるとモノが違った。内から強烈な末脚を繰り出し、サウンズオブアース以下を完封。兼武助手は今回も自信満々のようだ。

 「叩いた方がいいタイプですが、去年の秋も初戦から結果を出してくれましたからね。先週もしっかりやれているし、あの馬らしくなってきました。あしたサッとやればいい状態で出せると思います」

 ひとことで言えば王者の余裕。最大の目標を香港に置きながらも初戦から“力が違う”と言わんばかり。火曜朝は坂路4F62秒2~1F15秒3で馬なり登坂。馬体に多少の余裕は認められるものの、威圧感は絶頂時のそれ。30日の最終追い切りでどこまで踏み込むか。動き次第では、あっさり、“買い”の結論を下すことになりそうだ。

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2016年3月30日のニュース