【高松宮記念】ダンスディレクター回避、左前肢に違和感

[ 2016年3月23日 15:07 ]

 香港馬のエアロヴェロシティーに続き、またも有力馬が当該週に回避――。G1高松宮記念(中京・芝1200メートル)に出走予定だった前哨戦シルクロードSの覇者ダンスディレクター(牡6=笹田)は左前肢に違和感が生じたため同レースを回避することになった。

 笹田師が回避を決断するのにさほどの時間は要さなかった。追い切りを前日に控えた23日、角馬場での調教時から異変があったと認めており、午前中に獣医師が馬房で触診をする段階で無念の決断をした。「G1は万全でないと使えない。こうなった原因がわからないが、将来がある馬。先々のことを考えて無理はしません」と回避を明言。

 午後から診療所でレントゲン検査とエコー検査を行ったが、心配された骨と腱には異常なし。「どこかに脚をブツけた筋肉痛なのかもしれない」と、大事に至るまでの故障ではなかったことを説明した。休養を含めて今後について現時点では白紙。

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2016年3月23日のニュース