【高松宮記念】ウリウリ悲願頂点へ!ディープ産駒8週連続重賞Vだ

[ 2016年3月23日 05:30 ]

G1初制覇を狙う6歳“熟女”ウリウリ

 今週もディープインパクト産駒から目が離せない。同産駒は2月のきさらぎ賞(サトノダイヤモンド)から、先週のスプリングS(マウントロブソン)まで7週連続JRA重賞制覇中。今年は既に重賞10勝を挙げ、父であるサンデーサイレンスの最速重賞勝利記録(06年3月26日に10勝到達)を上回るペース。高松宮記念には3頭の産駒が出走。注目は6歳を迎え円熟味が増したウリウリだ。

 1週前の坂路で4F51秒6~1F12秒2の自己ベストを更新、日曜にはCWコースで馬なりのままラスト1F11秒8(5F72秒1)と抜群の動き。毛ヅヤはさえ、首を使った推進力にあふれるフットワークは、ひと目で状態の良さが伝わってくる。田中大助手は「以前はカイバ食いが悪かったが、今は与えた分を食べる。その分、負荷をかけた調整ができるようになった。もともとやれば時計は出る馬だが、ここまでしっかりとやったのは初めて」と悲願のタイトル奪取へ万全の態勢を強調した。

 全弟のマカヒキはデビューから3連勝で、一気に今年のクラシックの主役候補に上り詰めるなど“血の勢い”がある。弟に負けないパフォーマンスを大舞台で見せられるか。

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2016年3月23日のニュース