【高松宮記念】ダンスディレクターをV指名 芝6Fで連対率100%!

[ 2016年3月22日 05:30 ]

 春のG1シリーズが開幕!27日に中京競馬場で行われるスプリント王決定戦「第46回高松宮記念」は、昨年の覇者エアロヴェロシティの回避が決まり混戦ムード。過去10年の傾向からチェックした結果、芝6Fで連対率100%を誇るダンスディレクターをV候補に指名した。

 (1)前走 5着以下から巻き返して優勝した馬は1頭もいない。ビッグアーサーは念願のG1参戦だが、前走・シルクロードS5着は頼りない結果だ。ここで京都牝馬S5着ウリウリ、阪急杯6着レッツゴードンキなど12頭が一気に脱落。レース別では阪急杯組が【5・4・4・38】、オーシャンS組が【3・2・3・62】、シルクロードS組が【1・1・3・15】の成績。阪急杯組が最有力ステップになる。

 (2)安定感 近2走以内に0秒7差以上の大敗を喫している馬は減点。09年Vローレルゲレイロは2走前・東京新聞杯(1600メートル)で13着だったが、敗因は距離の壁。14年コパノリチャードは阪神カップ10着だったが、勝ち馬(リアルインパクト)とは0秒6差と食らい付いている。昨年2着ハクサンムーンは2走前・スプリンターズSで0秒7差の12着。ミッキーアイルも香港スプリントで0秒9差7着。これだけ離されてしまったのは不安要素だ。

 (3)人気 勝ち馬10頭全てが前走で3番人気以内だった。一定の支持を集めて、それに応える力があってこそG1を制する資格があるということだ。00年以降に行われた中央G1で、5番人気以下の優勝がないレースは高松宮記念だけなのだ。

 結論 最後まで残ったのはダンスディレクター。芝6Fは連対率100%を誇る。初めて迎えるG1舞台だが、ベテラン横山典と新コンビなら頼もしい。

続きを表示

2016年3月22日のニュース