菜七子 デビュー初Vまたお預け 6頭騎乗で2Rの8着が最高

[ 2016年3月21日 16:31 ]

<中山12R>意地の15着で4戦連続最下位を阻止したスズカカイゼル騎乗の藤田、砂だらけの表情には悔しさがにじむ

 JRA16年ぶり、7人目の女性ジョッキー・藤田菜七子(18=美浦)が21日、中山競馬場で6頭に騎乗。デビュー初勝利に期待が集まったが、2Rの8着が最高に終わり、初Vはお預けとなった。

 5日に中央デビューを果たした藤田。前日の20日には、スプリングS(G2)でモウカッテルに騎乗。9着に終わったが、JRA女性騎手史上最速となる重賞デビューを果たした。

 この日最初の騎乗となった1Rのキマリは、スタートで他馬と接触し後方2番手からの競馬。直線で追い込んだが12着だった。続く2Rで騎乗したスーパーラビットは、中団から追い込んで8着だった。

 4Rのエリュシオンでは、道中3番手に付ける積極的な騎乗。しかし3コーナー手前から後退して最下位の16着。7Rでクラウンマヒコス、8Rでハナズプルメリアにそれぞれ騎乗したが、ともに最下位に沈んだ。

 最終12Rでもスズカカイゼルに騎乗したが、上位争いには絡めず16頭中15着で初白星は持ち越しとなった。

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2016年3月21日のニュース