エイシンヒカリに欧州遠征プラン　仏Ｇ１から英Ｇ１参戦へ

　昨年１２月の香港Ｃを制したエイシンヒカリ（牡５＝坂口）に欧州遠征プランが浮上していることが１７日、分かった。フランスに渡ってイスパーン賞（５月２４日、シャンティイ芝１８５０メートル）をステップに、イギリス王室が主催するロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズＳ（６月１５日、アスコット芝２０００メートル）に参戦する予定。

　坂口師は「オーナーの意向でこの２鞍に登録することになりました。フランスでの受け入れ先はシャンティイの小林智厩舎にオーナーがお願いしているそうです。ジョッキーは引き続き武豊君に依頼しました」と語った。

　昨年の香港遠征後は放牧を挟んで２日に栗東に帰厩したものの態勢が整わないため、登録していた４月２４日の香港・クイーンエリザベス２世Ｃは回避。１５日から乗り込みを再開している。師は「馬の状態が最優先。今後も順調にいけば」と見通しを語った。