【ファルコンS】シュウジ抜群4F50秒3 須貝師「凄い動き」

[ 2016年3月17日 05:30 ]

シュウジ(手前)は併せたショウナンアヴィドに先着

 3日間連続開催の初日を飾る「第30回ファルコンS」の追い切りが16日、栗東、美浦トレセンで行われた。シュウジは坂路でショウナンアヴィド(3歳500万)を追走して併入した。残り1Fで右ステッキが入って僚馬に手応えで見劣ったものの、4F50秒3はこの日の2番時計。ラスト12秒0で文句のつけようがない。須貝師が目を細める。

 「今は稽古でも折り合いが付く。(開門直後で)時計が出る時間帯とはいえ、抜群だった。凄い動き」

 朝日杯FS5着後に、橋口弘厩舎から須貝厩舎に転厩した。それ以前にも調教を観察してきた指揮官は「前駆だけで走っていたのが、今はトモに筋肉が付いたことでしっかり走れている」と成長を感じている。デビュー3連勝で重賞V、そして一線級相手に善戦した実績を考えれば、休み明けでも負けられない。

 「NHKマイルCに弾みをつけるパフォーマンスを見せたい。中京は勝っているコースだしね」

 ここで再び連勝中の勢いを取り戻す。指揮官の言葉に決意がにじんでいた。

続きを表示

2016年3月17日のニュース