【アネモネS】ミスターX 能力“重賞級”ペプチドサプルに◎

[ 2016年3月12日 05:30 ]

 中山11R・アネモネSはペプチドサプルに期待。新馬V以降は3戦連続4着が続いているが、メジャーエンブレムとシンハライトが相手では分が悪かった。メンバーが明らかに弱くなるここなら勝ち切れる。

 2、3走前はともに桜花賞有力候補メジャーエンブレムに0秒6、0秒4差と奮闘した。前走・紅梅Sは前半5F58秒2のハイペースを好位で追走。差し馬に1、2フィニッシュを許したが、1着シンハライトに0秒2差の接戦を演じた。その勝ち馬が次走チューリップ賞快勝なら、サプルの能力も重賞級と言っていい。

 坂路での最終追いは、古馬エーティーロゼッタに1馬身半先着する迫力のある動き。桜花賞に駒を進めるためには、2着が必須。勝負駆けの馬に乗っかりたい。馬単(10)から(1)(6)(11)(12)(14)(16)。

 中京11R・中日新聞杯は前走でも本命に推したライズトゥフェイムで再度勝負。前走・AJC杯(11着)は、2走前に中山金杯で記録した最速の末脚は不発。2200メートルは微妙に長かった印象で、2000メートルに戻るここで見直したい。

 その前走はこれまでとは一転、早めに仕掛ける競馬を披露。結果的にポジションを確保するまではいたらずに、中途半端な形に終わった。騎乗した石川は「前走は4角である程度の位置にいないと厳しいと思った。今回はそこまで焦らなくてもいい」と得意の形で臨む構えだ。極上の切れ味を引き出すため、「良馬場で走らせたい」と石川。芝は金曜時点でやや重だが、土曜は好天予報。2走前に見せた豪脚を再現する用意は整った。馬単(1)から(2)(9)(10)(11)(14)(18)。

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2016年3月12日のニュース