【中日新聞杯】田中勝、好調音無厩舎&ヒストリカルで重賞50勝飾る

[ 2016年3月11日 05:30 ]

ヒストリカル

 ヒストリカルで中日新聞杯に挑む田中勝春(45)は勝てばJRA重賞区切りの50勝となる。本人も意欲を見せるが、このレースにレコンダイトとの2頭出しとなる音無厩舎もただ今絶好調。先々週の阪急杯をミッキーアイルで制し、一昨日のダイオライト記念はクリソライトが1番人気に応えて連覇を飾った。先週終了時点で矢作師に次いで全国リーディング2位となる12勝をマークしているが、この勢いが後押しとなるはずだ。

 春の中京、開幕初日の中日新聞杯は2頭出し。7歳馬ヒストリカルはこの年でも衰えは一切なし。半兄カンパニーは8歳秋に天皇賞、マイルCS勝ち。早い時期から能力の片りんを示しながら、なおかつ年を重ねて味が出てくる晩成型の血統だ。昨秋に休み明けで制したアイルランドTからチャレンジC2着、今年初戦の前走・京都記念4着と堅実に着順をまとめている。そのアイルランドT、京都記念で手綱を取った田中勝と引き続きコンビを結成。音無師はこの馬自身の能力だけでなく、鞍上の手腕にも期待を寄せている。

 「勝春君はこの馬と合っているのかな。オーナー(近藤英子氏)も勝春君はこの馬の勝ち方を知っているし、鞍上は彼でいきましょうと」

 振り返れば07年皐月賞は同じ勝負服のヴィクトリーで激戦をモノにして田中勝にとっては92年安田記念(ヤマニンゼファー)以来、15年ぶりG1制覇。自身のJRA・G1連敗を「139」でストップさせた。この中日新聞杯を勝てばJRA重賞通算50勝のメモリアル。不思議な巡り合わせでこの一戦を迎える。

 「勝春君は節目節目で近藤オーナーに縁があるなあ。前走もよく走っている。しまい一辺倒だけど、うまく展開がかみ合えば」

 このヒストリカルに加えて昨秋2戦では不発に終わったレコンダイトも休養を経て復調ムード。「去年の秋は調子落ち。良くなるまで待ったし、今回は走ると思うぞ」と力を込める。2頭ともに甲乙つけがたい存在だ。厩舎の勢いに乗って重賞Vのゴールを目指す。

続きを表示

この記事のフォト

「AJCC」特集記事

「東海S」特集記事

2016年3月11日のニュース