【弥生賞】リオンディーズ2着 ミルコ無念「久しぶりで掛かった」

[ 2016年3月7日 05:30 ]

 無敗の2歳王者に3戦目で初めて土がついた。朝日杯FS(1着)以来2カ月余ぶりの実戦でも堂々の1番人気に推されたリオンディーズだったが、前半から鞍上のM・デムーロが抑えるのに苦労し4番手を終始掛かり気味に追走。それでも直線を向いて力強く抜け出したものの、ゴール寸前で外からマカヒキに差し切られて2着に終わった。

 引き揚げてきたM・デムーロは「ちょっと早く先頭に立ったので物見をした。でも、きょうの一番の問題は少し元気過ぎたこと。久しぶりで掛かった」と無念の表情で敗因を分析。「瞬発力がなく同じペースで走ってしまった。クリストフの馬は凄く楽。きょうはタイミングが悪かった」と力負けではないことを強調した。

 確かに、明らかにリズムの悪い立ち回りで勝ち馬との着差はわずかに首。鞍上も「次は良くなる。本番で頑張ろう!!」と皐月賞での巻き返しを誓っていた。

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2016年3月7日のニュース