【オーシャンS】ミスターX 中山得意のネロ、重賞初制覇好機

[ 2016年3月5日 05:30 ]

 中山11R・オーシャンSはネロで勝負。人気を背負いそうなアルビアーノは3カ月半の休養明け&初の1200メートル戦を大外枠から戦うなどマイナス材料が目立つ。それなら当舞台【2・2・0・1】のネロを信頼したい。

 同舞台の2走前・ラピスラズリSは2番手で運び、2着ワキノブレイブを1馬身1/4突き放す内容。ゴールドペガサスなど今回再戦する5頭に力の違いを見せつけた。12戦ぶりに掲示板(5着以内)を外した前走・シルクロードS(9着)は外めの15番枠が影響。好位を奪うため、スタート直後から激しく追い出され体力をロスした。今回(3番枠)は内側にハナを狙いそうなスカイキューティーとハクサンムーンがいる。無理せずに好位を確保できる最高の枠順をゲットした。重賞初制覇のチャンス到来だ。馬単(3)から(1)(2)(6)(11)(12)(16)。

 阪神11R・チューリップ賞は素質が光るジュエラーだ。2日の最終追いはポリトラックコースで5F63秒6~1F11秒2の抜群の動き。楽な手応えのままエイシンノーティス(5歳1000万)を抜き去ると、最後までグングンと伸びて2馬身突き放した。

 前走・シンザン記念はスタート後に両サイドの馬に挟まれて後方からの競馬になった。道中は終始スムーズさを欠いたが、直線はメンバー最速の脚(3F34秒5)でロジクライの首差2着まで迫った。コンビを組むM・デムーロは「阪神は初めてだけど、直線の長いコースは合っていると思う」と舞台替わりを歓迎。キラリと光るジュエラーが、メジャーエンブレム1強ムードの牝馬クラシックに風穴を開ける。馬単(9)から(2)(8)(10)(11)(12)(16)。

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2016年3月5日のニュース