引退の武田師 花束贈呈に感無量、頭下げ「感謝しかありません」

[ 2016年2月28日 17:53 ]

引退の花束を贈られた武田博調教師

 名門・武田文吾の名を受け継ぎ、名馬シンザンの背中を知る武田師。小倉11R・関門橋Sのポセイドンバローズ(9着)が最終戦となったが、先んじて阪神9R・すみれS(クリノリトミシュル=5着)のレース後に関係者から花束が贈呈された。

 感無量の表情でこれを受け取った武田師は「ここまで無事にやって来られたのも支えてくださった馬主さんら関係者のおかげ。感謝しかありません」と深々と頭を下げ、最後に「これで“先生”と呼ばれなくて済む」と笑った。13年小倉記念を勝ったメイショウナルトなど重賞6勝を含む、JRA通算6665戦492勝を挙げた。 

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