【阪急杯】ラブソング 橋口弘師ラスト重賞、小牧“勝ったら泣くね”

[ 2016年2月26日 05:30 ]

坂路を軽快に駆け上がるミッキーラブソング

 橋口弘師ラスト重賞挑戦となる阪急杯のミッキーラブソングは、木曜追いで万全の仕上げ。劇的な感動Vも夢ではない。

 ミッキーラブソングは坂路でオールスマイル(3歳未勝利)を3馬身追走、ラストは余力たっぷりの手応えで併入に持ち込んだ。時計は4F53秒3~1F13秒0。橋口弘師は「先週速い時計(4F51秒6)を出しているし、馬なりでいい。いい感じで出せそう」と仕上がりに太鼓判。

 コンビを組む小牧は園田からJRAに移籍後、厩舎の調教をサポートし続けてきた。師は「ずっと乗ってくれている。俺も何も言わないし向こうも言わない。お互い分かっているから」と鞍上に全幅の信頼を寄せる。

 手綱を託された小牧は「最後やし勝ちたいな。先生も“持っている”し、劇的な場面もあるから」と力を込める。「千四はベストだし、開幕週のきれいな馬場も合う。勝ったら絶対、泣くね。泣いたらゴーグルを外さず、ヒーローインタビューします」と笑顔で締めくくった。

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2016年2月26日のニュース