【宮島・中国地区選手権】谷村G1連覇!5コースからまくり差し

[ 2016年2月17日 05:30 ]

中国地区選手権を制しクラシック切符をゲットした谷村

 ボートレース宮島のG1「第59回中国地区選手権」は16日、12Rで優勝戦が行われ、谷村一哉(37=山口)が5コースから切れ味満点のまくり差しで突き抜け、今年1月の徳山周年に続くG1連覇を達成した。通算Vは28回目。谷村は3月に平和島で行われるSGクラシックの出場権もゲットした。

 「G1連続優勝は本当にツイてると思う」。谷村は幸運を強調したが、決してツキばかりではなかった。隊形は16・3452。“3カド”からググッとのぞいていった原田に対し、インの辻が応戦する1マーク。そこを谷村が山崎を抑え込んで強烈な割り差し。バック一気に突き抜けた。

 「今節はエンジン的に苦戦すると思ったが、3日目の整備から良くなった。優勝戦も気温にうまく合わせられた。大好きな5コースが取れたのでターンマークと辻さんの動きをしっかり見て差せた」。勢いはまだ止まりそうにない。今度はSGの舞台で谷村が豪快なターンを披露する。

 ◆次走 優勝した谷村一哉の次走は20日からの児島一般戦。川崎智幸、石川真二、香川素子らが待ち受ける。辻栄蔵は20日からの多摩川一般戦へ。原田幸哉、菊地孝平、笠原亮らとVを争う。佐々木裕美は23日からの江戸川G3オールレディース。日高逸子、寺田千恵、中里優子らが参戦。原田篤志は21日からの下関一般戦。深川真二、柳沢一、川野芽唯らが出場。山崎裕司は20日からの住之江G1太閤賞。今村豊、田中信一郎、坪井康晴、石野貴之ら強豪がそろう。前本泰和は22日からの徳山一般戦。今村暢孝、角谷健吾、守田俊介らとV争い。

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2016年2月17日のニュース