【全日本選抜】渡辺一成がG1初優勝、GP出場権一番乗り

[ 2016年2月14日 18:28 ]

 競輪の第31回全日本選抜(G1)最終日は14日、福岡県の久留米競輪場で決勝(2425メートル、6周)を行い、渡辺一成(福島)が3分43秒3(上がり12秒3)で勝ち、賞金2990万円を獲得するとともに年末のグランプリ出場権を一番乗りで得た。渡辺はデビュー14年目でG1初優勝。

 レースは残り2周から脇本雄太(福井)が先行。6番手だった新田祐大(福島)が最終周回でまくりに出ると、これを2コーナー付近で稲垣裕之(京都)がブロックしようとして接触し落車(失格)。後続の村上博幸(京都)と岩津裕介(岡山)も巻き込まれて落車した。脇本をかわして先頭に立った新田を追走した渡辺が直線で差し切った。佐藤慎太郎(福島)が2着、新田が3着で福島勢が上位を独占した。

 払戻金は車連単が(9)―(3)で750円、3連単は(9)―(3)―(1)で4140円だった。

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2016年2月14日のニュース