藤田菜七子3・3「ひな祭り」デビュー浮上 根本師「ピッタリ」

[ 2016年2月14日 13:45 ]

9日の模擬レースで逃げ切り勝ちし、馬上でさわやかな笑顔を見せる藤田菜七子

 16年ぶりのJRA女性騎手として注目される藤田菜七子(18)に、ひと足早い「ひな祭り」デビューのプランが浮上した。

 候補となっているのは3月3日に川崎競馬場で行われる指定交流競走「マーチスター賞」で、騎乗馬は所属する根本厩舎の管理馬レガリアシチー(牝6)。師匠の根本師は「既にオーナーサイドの了解は得ている。21日の最終登録で(中央馬出走の)7頭枠に入れば正式に決まる」と説明。「女の子の日だし、レガリアシチーのお母さんはヤマトナデシコ(II)。ピッタリでしょう」と話した。

 JRA新規騎手のデビューは例年、3月第1週の週末で、藤田も3月5日の中山競馬で中央初陣の予定だが、騎手免許は3月1日から有効となるため、3日のレースには騎乗可能。

 2004年には高野和馬騎手が中央デビューに先駆けて3月2日の高崎競馬(04年廃止)で交流戦の弥生特別に出走し、初騎乗初勝利を飾っている。桃の節句にひと足早い菜七子フィーバーが巻き起こるか注目だ。

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2016年2月14日のニュース