【共同通信杯】ミスターX V条件整ったリスペクトアース

[ 2016年2月14日 05:30 ]

 東京11R・共同通信杯はスタートセンスが武器のリスペクトアースだ。デビュー2戦でハナを奪って、1→2着。10頭立てで他に逃げ馬がいないここは自分の形で運べる。2番枠もゲットし、内枠天国の今の東京でVへの条件が整った。

 前走・京都2歳Sは勝ち馬ドレッドノータスに番手で密着マークを受ける形。ゴール前で頭差だけ差されたが、しっかりと自分の形は作った。540キロを超える大型馬で、小笠師は「前走後は放牧に出して、少しずつだけど成長している」と2カ月半の間でのさらなる良化をアピールする。

 過去2戦はともに2000メートルで今回が初の1800メートル戦となるが、「東京ならこの距離でも大丈夫」と同師。マイペースでじっくり運んで、ハートレー、スマートオーディンの強襲をしのいでみせる。馬連(2)から(1)(4)(6)(10)。

 京都11R・京都記念は遅咲きの血が開花しつつあるヤマカツエースに託す。日曜は悪天候の予報だが、重馬場だった2走前・福島記念をメンバー最速の脚(3F37秒4)で差し切りV。ここまで着実に増やしてきたパワフルな馬体ならタフな馬場も苦にならない。

 前走・中山金杯は意外な逃げを見せたマイネルフロストが超スローに落とし込む展開。ラスト2Fが22秒5の後続にはかなりきつい流れだったが、中団から外を回って差し切った。2着との3/4馬身以上に内容のある勝ち方だった。

 同じキングカメハメハ産駒ラブリーデイも昨年の中山金杯→京都記念を連勝して大ブレーク。じっくりと力をつけてきたヤマカツエースが、16年の古馬エースに名乗りを上げる。馬単(1)から(4)(6)(7)(9)(10)。

続きを表示

2016年2月14日のニュース