【シルクロードS】セイコーライコウ 9歳も元気いっぱい

[ 2016年1月28日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=27日】竹内厩舎に足を運んだ高木は驚いた。前所属の鈴木康厩舎時代からセイコーライコウ(シルクロードS出走)を担当している古谷厩務員の姿がない。聞けば年末に洗い場で肩を骨折し、療養中とのこと。復帰までのピンチヒッターを務める若林厩務員に話を聞いた。

 「9歳でも気持ちが若い。レース前はカイバを食べなくなると聞いていたが、よく食べています」と順調ぶりをアピール。水曜は坂路で強めに追われ、4F54秒1~1F12秒8をマークした。これが坂路のみの調教に切り替えた13年以降の追い切りで2番目の好タイム。若林厩務員は「よく動いているし調子はいい。3月半ばには古谷さんが戻ってくるので、いい形でお返ししたい」と明るく話した。

 竹内厩舎は先週の京都新馬戦(モルゲンロート)で単勝80倍の大穴をあけた。今週はライコウの激走が2人の担当厩務員に白星を届ける気がしてきた。

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2016年1月28日のニュース