ダート勝ち組へのキーワードは皇成、アリュール産駒、500キロ超え

[ 2016年1月26日 05:30 ]

30日から冬の東京開催がスタート。最終日の2月21日にはダートG1・フェブラリーSも行われる

 今週から冬の東京開催(30日~2月21日)がスタートする。今週のメーンはダート1400メートル戦の根岸S(31日)、最終日の2月21日にはG1・フェブラリーS(ダート1600メートル)もあるだけに、過去5年の第1回東京開催(1、2月)のデータを基に、冬の東京ダート戦の攻略法を騎手、種牡馬、馬体重から徹底分析した。

【根岸S】

 今開催は平地93レース中52レースがダート戦で行われる。この時季の東京開催は、番組の過半数を占めるダート戦攻略が「勝ち組」への絶対条件だ。

 (1)騎手 北村宏、内田、横山典がトップ3。東京ダート戦の主要な距離である1400メートルと1600メートルに限ってみれば、ともに勝利数トップは8勝の横山典。だが単勝回収率は人気馬に乗る割合も多く50、80%とそれほど高くない。目を見張るのは1400メートルで153%の数値をマークしている三浦。勝ち数上位騎手より人気薄の馬に乗る機会が多いのに21・3%の連対率も立派だ。安定感では内田。距離を問わず安定した力を発揮。1600メートル以外、全てが連対率30%超と馬券の軸にはピッタリだ。

 (2)種牡馬 1400メートルは7勝のゴールドアリュール産駒が圧倒。単勝回収率75%、連対率18%と高いレベルで安定している。穴党にお薦めなのがファスリエフ産駒。単勝回収率1203%と驚異の数値。1300メートルではトップの3勝を挙げており、7F以下では積極的に狙いたい。1600メートル戦では単勝回収率(165%)、連対率(34・4%)とも優秀なマンハッタンカフェ産駒が狙い目。

 (3)馬体重 冬場の乾燥し切ったダートは、パワーを備えていることが必須条件。良馬場なら1400メートル、1600メートルともに500キロ以上の馬が高い単勝回収率を記録しており、大型馬狙いが鉄則。しかし重馬場になると一変して大型馬の出番は激減する。当日は馬場状態と馬体重をしっかりと見極めたい。

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