【船橋記念】3番人気イセノラヴィソンが重賞初挑戦V

[ 2016年1月21日 05:30 ]

船橋記念で重賞初挑戦初制覇を決めたイセノラヴィソン

 短距離S3「第60回船橋記念」が20日、船橋で行われ、3番人気の6歳馬イセノラヴィソンがV。重賞初挑戦初制覇を飾った=写真。06年開業の佐藤厚弘師(46=船橋)も初重賞。1番人気ルックスザットキルはレース中に鼻出血を発症し、大差の最下位10着だった。

 B1格付けの快速牝馬が軽量51キロを生かしてタイトルを奪取した。イセノラヴィソンは好スタートから3番手。直線で脚を伸ばし、逃げたワールドエンド(3着)を捉えると、外のアルゴリズムを半馬身封じた。昨年の勝島王冠以来2度目の重賞Vとなった笹川は「軽量なので積極的に行った。前の2頭は速いと分かっていたので思った通りの展開だった」と笑み。

 次走は未定だが、今後も短距離路線。夏のS3習志野きらっとスプリント(船橋1000メートル)が目標となる。佐藤厚師は「そこに向けて積み重ねていく。とにかくホッとした」と笑顔を見せた。

 ◆イセノラヴィソン 父ファスリエフ 母スワンプキャット(母の父ストームキャット) 牝6歳 船橋・佐藤厚弘厩舎 馬主・ドン 生産者・北海道新ひだか町の本桐牧場 戦績36戦12勝 総獲得賞金3577万8000円。

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2016年1月21日のニュース