【AJC杯】ステラウインド迫力12秒9 尾関師「いい状態」

[ 2016年1月21日 05:30 ]

Wコースを単走で追い切るステラウインド

 冬場でも柔らかい身のこなし。調教スタンドでステラウインドの追い切りを見届けた尾関師に満足そうな笑みが浮かぶ。「硬くならずにいい状態。前半ゆったり行って、しまいだけ強めに追う予定通りの調整ができた」。中山金杯から中2週とあってWコースで単走追い。直線で激しく手綱が動くと、ラスト1F12秒9の瞬発力だ。

 「同じ中山でも内回りよりも外回りコースの方がレースがしやすい。G3からG2に格は上がるが、条件は好転する」と同師は続けた。内回りコースの中山金杯(5着)では勝負どころの3、4コーナーで逆手前(軸脚が逆になる)。右回りのカーブを左手前で走ったためモタついてしまった。「少し体が重めだった分、逆手前になったのか…。今度は体を絞ったし、(コーナーの緩やかな)外回りなら手前もスムーズに替えられるはず」。重賞15回目の挑戦で念願のタイトルをつかむか。

続きを表示

2016年1月21日のニュース