【平和島・バトルT】今井が初代チャンピオン 6コースからまくり差し

[ 2016年1月12日 05:30 ]

平和島バトルトーナメントの優勝者表彰で、トロフィーを手に笑顔の今井

 「ファン感謝3Days・ボートレースバトルトーナメント」は11日、平和島12Rでファイナルが行われた。単騎カマシからまくり差した今井美亜(25=福井)が初代チャンピオンの座を獲得。優勝賞金100万円と100グラムの金(50万円相当)の副賞が贈られた。

 史上初の勝ち上がりシステムに「ルールもよく分からなかった」と、勝者・今井が振り返る。トーナメント、セミファイナル共に1枠を引き当て「とにかくツキがあった」と、運を強調するが、強豪相手にイン逃げを2回も決めたのは紛れもない事実。そしてファイナルは「S展示は向けなかったことに後悔したが本番は単騎ならと外に出た」と、腹を決め自ら選んだ6コース。山崎の攻めで向いた展開を鋭くまくり差し、峰の猛追を振り切りゴール。

 16年の目標は決まった。「年末は12人としてここに戻ってきたい」。今年のクイーンズクライマックス舞台となる平和島に帰ってくることを約束した。

 ◆次走 優出した松田祐季、峰竜太の次走は19日からのからつG1全日本王者決定戦。今垣光太郎、山崎智也、原田幸哉、笠原亮、石野貴之、茅原悠紀らと優勝を争う。今井美亜の次走は15日からの宮島ヴィーナスシリーズ。魚谷香織、松本晶恵、遠藤エミらが出場。赤坂俊輔の次走は19日からのびわこ一般戦。石田政吾、石橋道友、岡村仁らとV争い。山崎昭生の次走は15日からの蒲郡一般戦。竹上真司、前沢丈史、桐生順平らが出場する。

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2016年1月12日のニュース