【有馬記念】波乱の結末 伏兵ゴールドアクターがG1初制覇

[ 2015年12月27日 15:36 ]

<有馬記念>レースを制したゴールドアクター(7)

 「第60回有馬記念」(G1、芝・2500メートル・曇・良)は27日、中山競馬場10Rで行われ、吉田隼騎手騎乗の8番人気のゴールドアクター(牡4=中川厩舎、父スクリーンヒーロー、母ヘイロンシン)がG1初制覇を果たした。勝ち時計は2分33秒0。

 ゴールドアクターが好スタートからハナをうかがうも、先行していったのはキタサンブラック。2番手にはリアファルが上がり、ゴールドアクターは3番手に付けた。直後にサウンズオブアースが続き、2番人気のラブリーデイは中団に位置を取った。1番人気のゴールドシップは最後方からの競馬となった。

 キタサンブラック、リアファルの順で3、4コーナーを通過。ゴールドアクターも変わらず3番手に続いた。ここでゴールドシップが一気に位置を上げ、4番手まで浮上した。4コーナーでリアファルが後退し、マリアライトが2番手に浮上した。

 直線に入るとキタサンブラックとマリアライトの先行争い。ゴールドシップは伸びず後退し、ゴールドアクターが3番手から前の2頭を追った。すると、直線の半ばでゴールドアクターが先頭に浮上。猛追するサウンズオブアース、粘るキタサンブラックを振り切って1着でゴールした。

 首差の2着がサウンズオブアース。3/4馬身差の3着がキタサンブラックだった。

 ゴールドアクターは、通算2度目の重賞制覇。全成績は13戦7勝。

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