【有馬記念】ミスターX ゆとりローテで充電十分!菊花賞馬キタサン◎

[ 2015年12月27日 05:30 ]

 中山10R・有馬記念はキタサンブラック。母の父サクラバクシンオーの短距離血統を不安視された前走・菊花賞(3000メートル)でV。器用に立ち回れるセンスが長距離戦での活躍も可能にしている。9月のセントライト記念(中山)は2番手から直線で抜け出す強い内容。中山はスプリングS1着→皐月賞3着で【2010】。一瞬の切れ味こそないが、じわじわと伸びる脚はこの舞台で生きる。

 菊花賞を制した馬の同年有馬は11年オルフェーヴル、12年ゴールドシップと連勝中。古馬陣が秋のG1戦線で消耗しているなら、ゆとりローテで充電十分の菊花賞馬を狙いたい。馬連(11)から(3)(4)(6)(9)(12)(15)。

 中山9R・ホープフルS(芝2000メートル)は素質断然のロードクエストを指名。来年のクラシックを見据え朝日杯FS(芝1600メートル)ではなく、ここを選んだ。8月の新潟2歳S以降はじっくりと乗り込んで力を付けてきた。その前走は圧巻の切れ味を披露。直線だけで16頭を抜き去る末脚(3F32秒8)は目を見張った。4馬身突き放した2着ウインファビラスが阪神JFでも2着に好走したことがパフォーマンスの質を証明する。

 東京→新潟と直線の長いコースで結果を出してきたが、父マツリダゴッホは有馬記念V、オールカマーも3連覇した中山巧者。ここもあっさりと決める可能性は高い。馬単(9)から(1)(2)(6)(8)(10)(13)。

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2015年12月27日のニュース