【有馬記念】女王マリア様ド迫力!馬なり56秒0 陣営「いい雰囲気」

[ 2015年12月21日 05:30 ]

ウッドチップコースで馬なりで追い切るマリアライト

 エリザベス女王杯優勝の勢いに乗るマリアライトが迫力満点の走りを見せた。氷点下2度まで冷え込んだ午前4時の美浦トレセン。Wコースに姿を現すと、単走で徐々にペースを上げる。気迫のこもったストライドを繰り出して、馬なりのまま4F56秒0~3F42秒0~1F13秒1をマークした。

 手綱を取った池内助手は「しまい脚を伸ばしたが、いい雰囲気になっている。前走のダメージがなく、いつになく回復が早かった」と満足そうに振り返った。

 年頭の1000万条件から大出世して、G1馬として迎える年の瀬の大一番。「ここまで来るなんて…。今年に入って背腰が強くなり、とてもバランスが良くなったのが大きい」と同助手。牡馬相手のG1は初経験になるが「中山では強い競馬をしているし、コース適性は高い。少しでも上の着順を目指したい」と意欲を燃やしていた。

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2015年12月21日のニュース