【びわこ・秩父宮妃記念杯】中野 インから押し切りG2初制覇

[ 2015年12月15日 05:30 ]

G2競走で初優勝した中野

 ボートレースびわこ・結核予防事業協賛「第59回G2秩父宮妃記念杯」優勝戦が14日、第12Rで争われた。インから押し切った中野次郎(34=東京)がG2競走初V。

 「今年前半は出来過ぎというくらいに良かったけど後半は成績が悪かったですからね…」 

 3月の平和島G1ダイヤモンドカップ準Vに、多摩川G1周年記念優勝と序盤から飛ばしたが、後半戦は記念レースでなかなか結果を出せなかった中野。デビュー初優勝の湖国で浮上へのヒントをつかんだ様子。今シリーズは予選トップ通過から準優1着。そして優勝戦1号艇でインからしっかりと押し切っての“王道”モードで優勝しただけに価値はある。

 「びわこで得た感触を大事にして来年につなげていきたいですね」 

 まさに湖国はパワースポット。水を得た魚のごとく勢いをつけて2016年にチャレンジする。

 ◆次走 中野次郎、深川真二、前本泰和、重成一人の次走は18日からの住之江SGグランプリシリーズ。浜野谷憲吾、山口剛、新田雄史らと優勝を争う。馬場貴也の次走は18日からのとこなめ一般戦。日高逸子、倉谷和信、山田竜一らが参戦。中村有裕の次走は21日からのまるがめ一般戦。大場敏、君島秀三、岡村仁らとVを争う。

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2015年12月15日のニュース