【阪神ＪＦ】10番人気ウインファビラス　松岡悔しい２着

　１０番人気の伏兵ウインファビラスが直線外から伸び２着を確保した。引き揚げてきた松岡は開口一番「ちくしょう！！」と悔しさを爆発させ「ゴチャつくところはあったけど、気を付けながら競馬はできた」と振り返った。

　前走時から１２キロ減の体は“勝負仕上げ”によるもの。鞍上は「前走（アルテミスＳ５着）は馬体が増えてシャープさを欠いていた。しっかり乗り込み、勝負駆けできるようにつくってきた」と明かした。

　見届けた畠山師は「新潟２歳Ｓ（２着）のように、好位の後ろで我慢する競馬ができた」と満足げに回顧。今後については「放牧に出すかも含め、美浦に戻ってから決めたい」と慎重に話した上で「賞金加算できたので、来年の桜花賞に向けて逆算したローテーションを組める。ステイゴールド産駒だし、成長力もあると思うので」と来春のリベンジに燃えていた。