【チャレンジC】フルーキー重賞初V!角居師は万感「ようやく」

[ 2015年12月13日 05:30 ]

<チャレンジC>重賞初Vを飾ったフルーキー(左)

 「第66回チャレンジC」が12日に阪神競馬場で行われ、1番人気フルーキーがイン強襲で差し切り勝ち。角居師&M・デムーロは先週のチャンピオンズCのサンビスタに続き、2週連続重賞制覇となった。

 道中は中団のインで折り合ったフルーキーがラスト1F手前で1頭分のスペースを突き、さらに加速。後続に1馬身半差と文句なしの勝ちっぷりに「追い切りで状態の良さを感じたし、賢い馬だなと思った。いい瞬発力だった」とM・デムーロ。フルーキーはこれまで重賞で善戦止まりの戦歴。その壁を力強く突き破っての重賞初制覇に、角居師は「ようやくですね。この感じなら2000メートルまでいけそうです」と笑みを浮かべた。次走は未定だが、選択肢の幅が広がったのは間違いない。

 M・デムーロはきょうの香港マイルで、フルーキーと同じ勝負服(金子真人ホールディングス(株))のフィエロとコンビを組んでG1獲りを狙う。

 ◆フルーキー 父リダウツチョイス 母サンデースマイル2(母の父サンデーサイレンス)牡5歳 栗東・角居厩舎所属 馬主・金子真人ホールディングス 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績 17戦7勝 総獲得賞金1億7784万8000円。

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2015年12月13日のニュース