【阪神JF】ミスターX メジャーエンブレム精神面成長

[ 2015年12月13日 05:30 ]

 阪神11R・阪神JFはメジャーエンブレム。現在2歳リーディングサイヤートップのダイワメジャー産駒。同産駒は4頭出走するが、昨年上位(2、3着)を占めたアルテミスS組を信頼したい。

 その前走・アルテミスSは14番枠から前に壁を作れないままハナへ立つ形に。デビュー2連勝を決めた好位押し切りの形を作れなかった。最後はノーマークだった12番人気デンコウアンジュの大外強襲に首差屈したが、後続に1馬身半差をつける2着なら評価は下がらない。ちぐはぐな競馬ぶりながら能力の高さを証明した。

 古馬を一蹴した最終追いは前に2頭を置く形でしっかりと折り合った。田村師も「かなり気持ちの制御ができるようになった」と精神面の成長を強調。2走前・アスター賞を勝った2番枠からしっかりと脚を溜めれば、産駒初の2歳G1タイトルは目の前だ。馬単(2)から(1)(4)(7)(9)(15)(17)。

 中山11R・カペラSは9歳馬マルカフリート。前走・霜月Sで約1年ぶりの勝利。二ノ宮助手は「間隔が詰まっているがいい状態をキープしている」と好調維持をアピール。叩き2戦目で【4・0・0・2】と良績を残すのも好材料だ。

 前走は衰え知らずの末脚をいかんなく発揮。最後方で直線を迎え、メンバーで唯一35秒台の末脚(3F35秒5)をマークして、15頭をごぼう抜きした。このメンバーなら激流濃厚。となれば一発を秘める9歳馬を狙いたくなる。馬単(12)から(1)(4)(7)(11)(13)(14)。

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2015年12月13日のニュース