【チャレンジC】1番人気フルーキー 直線突き抜け重賞初∨

[ 2015年12月12日 15:56 ]

 「第66回チャレンジカップ」(G3、芝・1800メートル・晴・良)は12日、阪神競馬場11Rで行われ、Mデムーロ騎手騎乗の1番人気のフルーキー(牡5=角居厩舎、父リダウツチョイス、母サンデースマイル)が、直線で馬群を割って突き抜け、優勝した。勝ち時計は1分46秒1。

 ハナを切って先行したのはゼロス。2番手以降は、バッドボーイ、ダンツキャンサー、メイショウナルトなどが続いた。フルーキー、ヒストリカル、ワールドエースといった人気上位馬は、いずれも後方からの競馬となった。

 ゼロスが先行したまま3、4コーナーを通過。バッドボーイが変わらず2番手付近を追走し、マイネルミラノ、シベリアンスパーブなども直後に続いた。フルーキー、ヒストリカル、ワールドエースは中団か中団後方に位置を取って直線を迎えた。

 直線の入り口で、逃げるゼロスを後続馬がとらえ、各馬が横に大きく広がっての先頭争い。すると、馬群の間を割ってフルーキーが突き抜けた。ゴール手前でヒストリカルが追い込みを見せるも及ばず。フルーキーが重賞初制覇を成し遂げた。

 ヒストリカルが1馬身1/2差の2着。そこから1/2馬身差の3着にはシベリアンスパーブが入った。

 フルーキーの全成績は17戦7勝。

続きを表示

2015年12月12日のニュース