クラシック戦線楽しみジュエラー

[ 2015年12月1日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】勝ちっぷりが目立ったのは京都芝1800メートル戦のジュエラーだ。新馬戦としては前半3Fのラップが速く底力が問われる展開。後方で脚をためて直線外に出すと、追うごとに加速して突き抜けた。最後は手綱を緩める余裕があり、着差以上の完勝だ。秋山が「調教に乗った感じではピンとこなかった」と驚きの表情だったように、実戦で良さが出たのはさすが半姉にワンカラット、サンシャインがいる活躍馬多数の良血と言うべきか。距離も融通が利きそうで、クラシック路線でも目が離せない一頭。

 東京ではリンクスが芝1800メートル戦でV。後方から楽な手応えで直線先団に並びかけ、追い比べを制した。心身とも幼く成長するのに時間がかかりそうなタイプだが、能力は確か。芝1600メートル戦を制したフィビュラも6歳時に重賞初Vを飾ったミトラの半妹。ジワジワと力をつけていきそうだ。

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2015年12月1日のニュース