【ジャパンC1週前追い】ご機嫌ゴールド5馬身ぶっちぎり

[ 2015年11月19日 05:30 ]

JC1週前追いで状態の良さを見せたゴールドシップ

 ジャパンカップの1週前追いが行われ、引退まで2戦(JC→有馬記念)を残すのみとなったゴールドシップ(牡6=須貝)が、先月22日のゲート再審査に引き続き横山典が栗東に駆け付け手綱を取った。「またいだ瞬間に、きょうは機嫌がいいなと思ったよ」と振り返ったように、やんちゃな振る舞いは封印。課されたメニューをおとなしくこなした。

 「もともと走りだしてしまえば、悪さをせず何も問題はない。けさも気分良さそうに走っていた。ただ、きょうが良くてもあしたは分からない馬。“野性味”が強くて、乗っていても何をするか分からない。それがこの馬の“個性”だから」と横山典。

 シュテルングランツ(4歳1000万)を2馬身前にして、テンはゆっくりと入り14秒1。ラスト3Fから加速して12秒9→12秒0でトップスピードに乗ると、この時点で楽々と相手を捉え3馬身ほど前へ。ラストは馬の気持ちを乗せるように流し1F12秒3(4F51秒3)で僚馬を5馬身ちぎった。現時点で走ることへの前向きさは確認できた。来週の最終調整もジョッキーが手綱を取る予定で、宝塚記念の雪辱へ人馬一体の騎乗を目指す。

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2015年11月19日のニュース