【AR共和国杯】今週も金子氏だ!レコンダイト、秋盾Vラブリーに続け

[ 2015年11月4日 05:30 ]

重賞Vへ戦闘態勢に入った逸材レコンダイト

 今週も金子オーナーが決める!日曜東京のメーン「第53回アルゼンチン共和国杯」は、3カ月ぶりの京都大賞典で8着だったレコンダイトに、叩き2走目で一変ムードが漂う。オーナーは先週の天皇賞・秋をラブリーデイで制し、8大競走完全制覇を果たした「金子真人ホールディングス」。勢いに乗るオーナーの期待馬が重賞タイトルを手にして、さらなる高みを目指す。

【AR共和国杯】

 今週も“黒・青袖・黄鋸(のこぎり)歯形”の勝負服が東京競馬場のターフで躍動しそうだ。先週の天皇賞・秋をラブリーデイで制し、8大競走完全制覇を達成したオーナーの「金子真人ホールディングス(金子真人名義を含む)」。今週は所有馬のレコンダイトをアルゼンチン共和国杯に送り出す。ラブリーデイと同じ5歳で伸びゆく素材。

 担当の武田助手も「オーナーさんの勢いにあやかりたいですね。重賞を勝てる馬だと思うし、もっと良くなりそう」と歯切れがいい。金子オーナーがかつてディープインパクト、キングカメハメハなどを“発掘”したセレクトセールで購入した逸材。半姉サンテミリオンがオークスを制した直後ということもあり、7350万円(税込み)の高値が付いた。その期待馬は今年3月にオープン入り。確実に力をつけている。

 「春の段階ではトモにまだ弱い部分がありましたけど、しっかりしてきたことで負荷をかけられるし、よく耐えていますよ」。前走の京都大賞典は勝ち馬ラブリーデイに1秒1差離された8着。だが、この馬自身は後方から上がり3F32秒9の脚を使っている。休み明けで良化途上だったのに加え、直線の瞬発力勝負になって展開が向かなかった。

 「切れる脚で勝負するタイプじゃないですからね。そう気にする必要はないと思います。使ったことで張りが出てきて、かなり良くなっています。本来の力を出せる状態にありますよ」。叩き2戦目の今回こそが真価を問われるレース。先週28日に坂路でいっぱいに負荷(4F52秒7)をかけられたことで、戦闘態勢に入っている。

 東京芝2500メートルは今年の目黒記念2着がある得意条件。ハンデも当時と同じ55キロだ。春からの成長を示して重賞タイトルを手にすれば、いよいよG1出走も見えてくる。5歳秋でのさらなる飛躍に期待したい。

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2015年11月4日のニュース