【アルテミスS】ミスターX メジャーエンブレム「G1級」

[ 2015年10月31日 05:30 ]

 東京11R・アルテミスSはメジャーエンブレム。ルメールが「G1級の馬」と称賛する逸材だ。その言葉通りデビュー2戦の勝ちっぷりは圧巻だった。

 6月の新馬戦は好位で運び、4角付近で早くも先頭。直線はノーステッキで駆け抜け、楽に後続を突き放した。2着プランスシャルマンが後の芙蓉S2着馬だけにレベルの高い1戦だった。

 前走・アスター賞は一転後方からの競馬で快勝。抜群のスタート後、いったん後ろに下げ、折り合いをしっかりつけて3コーナーからの仕掛けで抜け出してきた。田村師は「楽に勝つだけではなく、ルメールが先を見据えた競馬を教えてくれている」と余裕を見せる。2つの“練習試合”で満点回答を提出した大器。牝馬相手のここは3連勝で重賞のタイトルをいただく。

 馬単(15)から(3)(5)(6)(8)(11)(13) 

 京都11R・スワンSはベルルミエールだ。CBC賞4着→北九州記念3着と近2走は6F戦でもスピードを証明。だが真価を発揮できるのは【3101】の芝7Fだ。5戦中4戦で積極的な先行策を披露。阪神牝馬Sは2番手から、勝ち馬にタイム差なしの2着に粘った。昨年の勝ち馬ミッキーアイルを始め、過去10年で逃げ馬が5連対を挙げるスワンS。本来のスタイルで勝負を懸ける。

 加えて、京都も【3011】と得意舞台。牡馬相手のタフな一戦だが、この条件なら勝機は十分。

 馬単(5)から(1)(3)(9)(11)(14)(15)

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2015年10月31日のニュース