【アルテミスS】メジャーエンブレム抜群12秒4“完成度はピカ一”

[ 2015年10月29日 05:30 ]

坂路で追い切るメジャーエンブレム

 「第4回アルテミスS」の追い切りが28日、美浦、栗東トレセンで行われた。デビューから2連勝中のメジャーエンブレムが抜群の動きを披露した。坂路で14秒2~13秒6~13秒1と加速し続け、ラスト1Fも12秒4の瞬発力を見せつけた。

 田村師は「先週、併せ馬でしっかり負荷をかけているから、きょうは単走で抑えた。それでも動けるんだ」と好調ぶりをアピール。

 前走、アスター賞は好スタートを切りながら、鞍上のルメールがあえて後方へ。外に進路を取って2馬身半突き抜けた。同師は「前に行けばもっと楽に勝てたけど、ルメールが先を見据えた競馬をしてくれた。相手が強くなってくると、この経験が生きる」と説明する。

 500キロ近い雄大な馬体。師は「ほれぼれするだろ?とても女の子には見えない。エンジンが凄くて、2歳馬の中でも完成度はピカ一だ」と絶賛していた。

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2015年10月29日のニュース