【菊花賞】“第2のデルタ”だ!上がり馬スティーグリッツに大穴警報

[ 2015年10月20日 05:30 ]

本命に指名したスティーグリッツ

 菊花賞過去10年のデータを徹底分析した結果、大穴スティーグリッツをV指名。

 (1)ローテーション とにかく間隔が空いた馬は駄目。過去10年の連対馬20頭中、19頭は中3週か中4週。例外は京都大賞典2着から中1週で07年2着のアルナスラインだけ。前走・玄海特別1着マサハヤドリームは残念な中6週。同じローテのスピリッツミノルと一緒に切る。

 (2)実績 勝ち馬10頭は(1)G1・3着以内の馬か(2)G1未経験馬の両極端のパターンに分かれる。昨年推したトーホウジャッカルは典型的な(2)タイプ。逆に今までG1に出て、好走できない頭打ちの馬は苦戦する。穴人気!?のブライトエンブレム、ミュゼエイリアンなどは春のG1で勝負付けが済んでいる。

 (3)前走 これもまた、はっきりした傾向があり。勝ち馬10頭は神戸新聞杯1~3着か、別のレースで1着。セントライト記念組は01年マンハッタンカフェ以降は優勝なしで切りたいのだが“別のレース1着”ということで勝ち馬キタサンブラックだけは残しておく。ダービー2着の実績を持つサトノラーゼンだが、セントライト記念7着では絶望的だ。

 (4)京都経験 勝ち馬10頭中、8頭は京都芝を経験していた。例外は08年優勝オウケンブルースリ、12年ゴールドシップだけ。本番舞台の未経験は減点。神戸新聞杯1着リアファルは京都で3戦使っているが全てダート。同2着リアルスティール、セントライト記念Vのキタサンブラックは関西馬なのに一度も京都を使ってません。残念だ、お別れだ。

 結論 残ったのは上がり馬スティーグリッツ。古馬1000万特別1着からの挑戦は、09年優勝スリーロールス(野分特別1着)と同パターン。同じ九十九里特別1着からは04年デルタブルースが勝っている。既成勢力に不安満載の今年の菊花賞。「第2のデルタ」誕生の予感が高まっている。

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2015年10月20日のニュース