【下関・競帝王決定戦】人気に応えた！深川　４度目のＧ１制覇

Ｇ１で４回目の優勝を飾った深川真二

　「Ｇ１・競帝王決定戦」優勝戦が１６日、ボートレース下関１２Ｒで争われ、人気を集めた１枠の深川真二（４１＝佐賀）がインから快勝。１２年芦屋６０周年以来、４度目のＧ１制覇を決めた。２着下條、３着吉川元で２連単、３連単とも１番人気での決着だった。

　深川の横綱相撲だ。初日から続いていた向かい風から優勝戦は一転追い風。だが全く慌てなかった。コンマ１３のスリット。隊形は横並び。「１Ｍを先に回った時にやったと思った」。大勢はあっという間に定まった。

　もうベテランの域だが、ここに来て調子がいい。６月のグランドチャンピオン（宮島）では初日から３連勝。優勝戦にも乗った（５着）。「最近リズムがいい。この調子でいきたい」。賞金ランクも２０位までジャンプアップ。次走・ボートレースダービー（浜名湖）でも快走に期待だ。