有馬“3億円レース”に JCに並ぶ国内最高額へ優勝賞金増額

[ 2015年10月12日 06:43 ]

 暮れのグランプリ、有馬記念が来年“3億円レース”として施行される。11日、スポニチ本紙の調べで明らかになった。優勝賞金3億円はジャパンCと並ぶ国内最高額で、名実共にJRAの看板レースとなる。

 有馬記念の優勝賞金は今年、5000万円増額されて2億5000万円となったが、ジャパンCも同時期に5000万円アップ。両レースの間には5000万円の賞金格差が生じている。そのため、ジャパンC出走後に有馬記念を敬遠する有力馬が目立っていた。

 JRAは来年、有馬記念だけをさらに5000万円増額し、トップレベルの競走馬や外国調教馬の参戦を促していく。有馬記念ファン投票10位以内の競走馬(その年のG13着以内か平地重賞優勝)には500万~2000万円の特別出走奨励金が交付されている。優勝賞金も最高額とすることで馬券売り上げ日本一を誇る師走の大一番をさらに盛り上げたい意向だ。

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2015年10月12日のニュース