【サウジアラビアRC】ブレイブスマッシュが接戦制し重賞初∨

[ 2015年10月10日 16:16 ]

<第1回サウジアラビアロイヤルカップ>レースを制したブレイブスマッシュ(右)、2着のイモータル(中央)、3着のアストラエンブレム(左)

 「第1回サウジアラビアロイヤルC」(芝1600メートル・曇・良)は10日、東京競馬場11Rで行われ、横山典騎手騎乗の4番人気のブレイブスマッシュ(牡2=小笠厩舎、父トーセンファントム、母トーセンスマッシュ)が、1番人気のイモータルとの接戦を制し優勝した。勝ち時計は1分34秒2。

 スタート後、ハナを切って先行したのはクラウンスカイ。2番手以降はトウショウドラフタ、シトロン、アポロジョージアと続き、縦長の展開となった。イモータル、アストラエンブレム、ブレイブスマッシュら人気馬は中団からの競馬となった。

 3、4コーナーをほぼ変わらぬ態勢で通過。直線に入るとトウショウドラフタがペースを上げ、クラウンスカイに並んだ。ブレイブスマッシュは徐々に位置を上げて4番手付近で直線へと入った。

 直線序盤でトウショウドラフタが先頭に。しかし、直線中ほどで外から伸びてきたブレイブスマッシュが、トウショウドラフタを捉えて先頭に立った。ゴール手前では、さらにその外から伸ばしてきたイモータルが猛追を見せ、ブレイブスマッシュとほとんど同時にゴールした。

 写真判定の結果、1着はブレイブスマッシュ。イモータルは鼻差の2着だった。そこから首差の3着にはアストラエンブレムが入った。ブレイブスマッシュは、重賞初制覇。全戦績は5戦2勝。

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2015年10月10日のニュース